助成対象研究について

以下の学会主導研究委員会活動趣旨に合致した研究に対して、助成金および学会メーリングリストを介しての研究協力者応募への援助を行う。

・「研究者の育成」:学会が支援する研究者、すなわち比較的年齢が若く研究経験の少ない者でかつ研究実践が可能な環境であると判断された者、を対象として研究費助成・助言・支援を行うことにより、災害医学研究の裾野を広げること。

・「災害医学領域における重要課題の解決」:学会が主導する研究のテーマ、すなわち災害医学領域において特に重要と考えられる研究、に対し研究費助成及び支援を行うことにより、災害医学研究の発展を図ること。

助成内容

・助成金を交付する。なお、本制度では同時に公的・私的競争的資金の申請および獲得を許可し、かつ推奨する。

・学会メーリングリスト等、各種学会伝達媒体の使用許可をうけることができる。※なお、運用時は学会主導研究委員会の審議と諸手続きを経た上で配信する。

・学会主導研究委員会委員に研究実施や論文化に関する支援および指導を求めることができる。

応募要件

応募者について

・研究代表者は日本災害医学会会員とし、最低2年間会員費を遅滞なく納めた者とする。

・採択された研究代表者は、採択期間内に異なる研究課題を申請することはできない。採択された研究代表者は1回の申請期間に1つの研究課題を申請することができる。同一申請期間に採択された研究代表者が複数の研究課題を申請することはできない。

助成の内容について

助成額

・新規の研究助成費は1研究あたり年間50万円を上限とする。継続の研究助成費は1研究あたり年間25万円を上限とする。

助成の期間

・研究期間は採択日からの1年間とし、最長3年間の継続を認める。

・助成金の支給は最大2年間とする。

2年目以降の助成継続を希望する場合

・毎年継続申請を行った者を対象とし、研究の進捗および成果等を委員会にて総合的に評価し、継続の可否及び助成額を決定する。

助成金の支払い

・申請年度の7月~8月

研究助成金の使途等

・助成金は、原則研究実施状況報告書提出時まで使用可能とする。提出期限以降に使用の目途が立っている場合には、その旨を実施状況報告書に記載のこと。

報告義務等

・採択された研究の研究代表者は、学会主導研究委員会が主催する研究報告会 (原則年1回、学術集会に併せて実施する場合も有) にて研究の進捗状況を報告し、助言・指導を受ける。

・採択された研究の研究代表者は、研究実施状況報告書および支出明細報告を1年毎に提出する。

・採択された研究の研究実施報告書及び研究報告書は、日本災害医学会ウェブサイトへ掲載し公表される。

・採択された研究代表者が研究課題名・研究内容等を変更する場合は、指定の様式を用いて学会主導研究委員会に提出し承認を得る必要がある。

・採択された研究の研究代表者は、研究中止時に研究中止報告書を提出する。

・採択された研究の研究代表者は、研究終了時に研究報告書を提出する。

・研究者が研究成果を学会する際は日本災害医学会学会主導研究であることを謝辞等の欄に明記する。(例:本発表は2026年度日本災害医学会学会主導研究の助成を受けました)

・採択された研究成果は日本災害医学会雑誌、又は英文学術誌に投稿することとする。投稿に当たっては、日本災害医学会学会主導研究であることを謝辞等の欄に明記する。(例:本発表は2026年度日本災害医学会学会主導研究の助成を受けました。This work was funded by a grant from the Research Aid Program of Japanese Association for Disaster Medicine for the 2026 fiscal year.)採択決定時は、掲載誌を問わず事務局に掲載論文を提出すること。

応募について

公募とし、学会ウェブサイトを通じて案内する。

応募期間等スケジュール

2026年新規申請

・募集期間:2026年2月27日(金)17時00分まで
締め切り時間厳守。17時01分以降の応募は無効とする。

・審査:2026年3月上旬~2026年5月上旬

・採択合否の連絡:2026年6月30日

・助成金支給:2026年7月~8月

継続申請

・申請締め切り:2026年3月31日17時00分
締め切り時間厳守。17時01分以降の応募は無効とする。

・審査:2026年4月~5月中旬

・採択合否の連絡:2026年6月30日

・助成金支給:2026年7月~8月

応募方法

・募集期間中に学会ウェブサイトの応募フォームから提出(送信)すること。

・必ず応募者本人が、応募書類を提出(送信)すること。

・倫理審査が必要な研究の場合は、所属組織の倫理委員会等の承認を得ることを前提とする。本要項のその他の留意事項を参考にすること。

・応募フォームにて提出が完了した際は、応募者へ送信完了の自動メールを送信する。申請後1週間以内に事務局より、申請受領の連絡送信を行う。

応募フォーム

選考について

・日本災害医学会主導研究委員会が助成対象の選考ならびに助成金額の決定を行い、理事会に答申する。

・選考基準は、以下の本委員会の目的に合致するものとする。
「研究者の育成」:学会が支援する研究者、すなわち比較的年齢が若く研究経験の少ない者でかつ研究実践が可能な環境であると判断された者、を対象として研究費助成・助言・支援を行うことにより、災害医学研究の裾野を広げること。
「災害医学領域における重要課題の解決」:学会が主導する研究のテーマ、すなわち災害医学領域において特に重要と考えられる研究、に対し研究費助成及び支援を行うことにより、災害医学研究の発展を図ること。

選考の結果について

・選考結果は、6月末日までに応募者宛に通知する。

助成金の受領に際して

採択に際しての提出書類

①【様式1】口座登録書

②倫理委員会等の承認書類:様式は任意。ただし採択後1か月以内に提出すること。
※倫理審査が必要な研究は倫理審査を受け承認を得てから研究を開始すること。自組織に倫理委員会等が設置されている場合は、その委員会等の承認書類を提出すること。自組織に倫理委員会等が無い場合は応募書類提出時に学会事務局に相談すること。

③【様式2】COI申告書:学会指定の様式にて採択後1か月以内に提出すること。

中間報告時に際しての提出書類

④(ア)継続申請を行う場合
【様式3】研究実施状況報告書:翌年3月末日までに提出
【様式6】会計報告書:翌年3月末日までに提出

④(イ)継続申請を行わない場合:翌年6月末日までに提出
【様式3】研究実施状況報告書:翌年6月末日までに提出

研究終了時に際しての提出書類

⑤【様式4】研究報告書:採択年度終了後、2か月以内に提出すること。

⑥【様式6】会計報告書:採択年度終了後、2か月以内に提出すること。

研究中止時に際しての提出書類

⑦【様式5】研究中止報告書:研究が中止となった時点で速やかに提出すること。
【様式6】会計報告書:研究が中止となった時点で速やかに提出すること。

研究内容・研究代表者情報の変更に際しての提出書類

⑧【様式7】研究変更届:変更が生じた時点で、速やかに提出すること。

書類提出時の留意事項

・提出期限を厳守すること。期限までに必要書類を提出しない場合は、採択を取り消す場合がある。

・所属先に寄付申込書等を提出する必要がある場合は採択後、可及的速やかに所属先の様式を学会事務局に提出すること。

・研究代表者の所属先等に変更が生じた場合は、速やかに学会事務局にその旨を報告するとともに、研究代表者の所属に応じて管理方法を変更すること。なお、本助成金は研究代表者自身に帰属するものであり、研究期間内に上記手続きを行うことができる。

・必要書類、指定様式の掲載サイト:https://proself.iap-jp.org/public/sjpqAw7i6WKa4Bp93aOQJp8zcSCeroWokWv2fLuSlbco

その他の留意事項

・助成決定後に、当初の研究内容を大幅に逸脱するような変更は認めない。

・助成決定後、助成期間中にやむを得ず研究計画の一部を変更する必要が生じた場合は、事前に委員会の承認を得ること。事前の承認なく変更された場合は、助成金の返還を求める場合がある。

・研究の進捗状況等に不備を認めた場合は、学会主導研究委員会で審議の上、助成金の返金を求める場合がある。

・本応募研究の実施および成果発表に際しては、次に掲げるものを始めとする各種関連法規およびガイドラインを遵守すること。

✧ヘルシンキ宣言の主旨を尊重し、「人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針」、「遺伝子治療等臨床研究に関する指針」、「手術等で摘出されたヒト組織を用いた研究開発の在り方」、「異種移植の実施に伴う公衆衛生上の感染症問題に関する指針」、「ヒト受精胚の作成を行う生殖補助医療研究に関する倫理指針」、「ヒト受精胚に遺伝情報改変技術等を用いる研究に関する倫理指針」、「臨床研究法」、「薬機法」、「医薬品の臨床試験の実施の基準に関する省令」、「再生医療等の安全性の確保等に関する法律」等、その他国等が示した関連法令及び関連指針。

・倫理審査については、自身の研究がどのカテゴリーに当てはまるかを確認し、必要事項を行うことを必須とする。カテゴリーV以外は倫理審査組織からの承認なしに研究を実施することはできない。

【カテゴリーⅠ】特定臨床研究
以下のすべてを満たすことが必要

1. 「臨床研究法」が求める対応(認定臨床研究審査委員会の審査、モニタリング・監査の実施、利益相反の管理等の実施基準の遵守、インフォームド・コンセントの取得、個人情報の保護、記録の保存等)がなされた研究である

2. 厚生労働大臣の認定を受けた認定臨床研究審査委員会の意見を聴いた上で、実施計画を厚生労働大臣に提出して行われた研究である

【カテゴリーⅡ】ヒトの再生医療、遺伝子治療やヒト受精胚に関する研究
以下のすべてを満たすことが必要

1. 厚生労働省ホームページ「再生医療について」に示された関係法令、指針等に沿った適切な対応の下に実施された研究である

2. ヒトの遺伝子治療に関する研究の場合には「遺伝子治療等臨床研究に関する指針」に沿った適切な対応の下に実施された研究である

3. ヒト受精胚を扱う研究の場合には、「ヒト受精胚の作成を行う生殖補助医療研究に関する倫理指針」及び「ヒト受精胚に遺伝情報改変技術等を用いる研究に関する倫理指針」に沿った対応の下に実施された研究である

【カテゴリーⅢ】侵襲を伴う研究や介入を行う研究である
以下のすべてを満たすことが必要

1. 事前に倫理審査委員会の審査に基づく施設長の許可と研究対象者あるいはその代諾者のインフォームド・コンセントを受けている

2. 介入を行う研究については、研究の実施に先立って、jRCT 等の公開データーベースに登録してある

3. 侵襲(軽微な侵襲を除く)を伴う研究であって介入を行う研究の場合には、重篤な有害事象への対応および研究に係る試料及び情報等の保管および管理が適切に行われ、かつモニタリングと必要に応じた監査が行われている

【カテゴリーⅣ-A】新たに試料・情報を取得して行う観察研究

1. 人体から取得された試料を用いる研究

2. 人体から取得された試料を用いない研究

【カテゴリーⅣ-B】既存試料・情報を用いる観察研究

1. 人体から取得された試料を用いる研究

2. 人体から取得された試料を用いない研究

【カテゴリーⅤ】「生命・医学系指針」の適用範囲外の研究(倫理審査が不要)

1. カテゴリーI〜IV に該当する研究を除いた症例報告

2. 研究対象者が存在する演題では、個人情報保護のための適切な配慮がなされている

3. 人を対象としない研究(動物実験や遺伝子組み換え実験などの研究や、人文・社会学的研究、医療システムの研究などで研究対象者が存在しない場合)

4. 法令の規定により実施される研究、又は法令の定める基準の適用範囲に含まれる研究

5. 既に学術的な価値が定まり、研究用として広く利用され、かつ、一般に入手可能な試料・情報を用いる研究

6. 個人に関する情報に該当しない既存の情報を用いる研究

7. 既に作成されている匿名加工情報を扱う研究

8. 公表された論文や公開されたデーターベース・ガイドラインの解析のみの研究

9. 高難度新規医療技術・未承認新規医療品等による医療の提供が行われた場合では、それぞれ適切な手続きを講じている

日本医学会連合研究倫理委員会作成「学術集会への演題応募における倫理的手続きに関する指針」を参照(https://shinsen-mc.co.jp/jadm31/media/jadm31_01.pdf

問い合わせ先・申請先

一般社団法人日本災害医学会

〒162-0801 東京都新宿区山吹町358-5

E-mail: jadm-post@as.bunken.co.jp

2025年版の応募要項

2025年版の応募要項はこちら

loader