実技体験セミナー      “化学災害事故におけるトリアージと除染”

日 時:平成13年2月27日(第1日目) 15:00-17:30
場 所:久留米大学医学部グラウンド
対 象:日本集団災害医学会会員および一般市民

内容:原因不明の化学物質により25名の傷病者が発生したと想定し、化学災害事故における対応法の理想形態を追求する。

  1. プレホスピタルにおける化学災害の局面を10のモジュール

@災害発生現場(ホットゾーン)、
A一次トリアージポスト、
B現場除染エリア、   
C二次トリアージポスト、
D赤タッグエリア、
E黄タッグエリア、
F緑タッグエリア、
G未除染者トリアージポスト、
H医療機関除染エリア、
I除染評価エリア)に分ける。

  1. シミュレーションの流れを解説した後、実技体験希望者を5名ずつ10グループに分けて各モジュールに配置し、1クール30〜40分でローテーションを行う。
  1. 主な使用機器・器具:防護服・防護マスク、除染ユニット(各メーカー除染シャワー含む)、ガス検知器、プレフィールドシリンジ(模擬)、タンク車・ポンプ車・救急車・ドクターカー・除染車、など。

実行委員

加来信雄(久留米大学)、川嶋隆久(久留米大学)、奥村 徹(川崎医科大学)、谷川攻一(福岡大学)、漢那朝雄(九州大学)、大友康裕(国立病院東京災害医療センター)、二宮宣文(日本医科大学)、本間正人(国立病院東京災害医療センター)、郡山一明(産業医科大学)

協  力

久留米市消防本部、北九州市消防局、陸上自衛隊第4師団、
株式会社ノルメカエイシア、帝国繊維株式会社、日本メデイコ株式会社、伊藤忠商事株式会社、株式会社ユニコ、スリーエムヘルスケア株式会社、テルモ株式会社、能美防災株式会社

本セミナーをご見学の際、防寒具をご用意下さい。実技体験をなさる方は動きやすい靴・服装をご準備下さい。

実技体験希望者50名および模擬傷病者25名を募集致します。ご希望の方はFAXまたはE-mailにてご応募下さい。先着順と致します。ご応募なさる方は、実技体験希望または模擬傷病者希望の別と、ご連絡先(住所、施設、電話番号、FAX番号のほか、ございましたらE-mailアドレスも)を記し、2月16日(金)までにお申し込み下さい。詳細をご連絡申し上げます。

お問い合わせ・申し込み先
            久留米大学医学部救急医学 担当 川嶋隆久
               TEL 0942-35-3311(内線3553)
               FAX 0942-35-3920
               E-mail:deptccm@med.kurume-u.ac.jp