「有珠山噴火関連災害医療計画に関する特別委員会」の設置について

 

 日本集団災害医学会として、有珠山噴火に関連する災害医療を検討する必要性が内外から指摘されていること、その他の状況について二三の理事と協議した結果、緊急性が高いとの結論に達したので、理事長判断により、2000年5月18日付け標記特別委員会を設置した。次に、道内会員を軸に委員会を編成し、同委員会に現地調査の実施と報告書の作成を指示した。

 

 本委員会の目的を下記のごとく設定した。

  1.    有珠山噴火の火山学的推移予測に関する聞き取り調査
  2.    避難者の健康被害の現状に関する調査
  3.    現地医療対策の調査、並びにその評価
  4.    噴火、並びに地震・津波などの関連災害に伴う人的被害に関する予測
  5.    上記予測に従う本学会の活動指針並びに会員に対する通知のまとめ
  6.    その他の関連事項
  7.    報告書の作成

 

下記会員に委員就任を依頼し、承諾を得たので、即日委嘱した。

  金子正光、山本保博、辺見 弘、高橋章子、浅井康文、荒井他嘉司、丹野克俊、各氏。

 委員長に浅井康文委員を指名し、理事長も視察に参加することとした。

  以上、報告する。

 

日本集団災害医学会

理事長  太田宗夫


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